中嶋一貴、「最悪のレーススタートだった」
16番手という後方グリッドからのスタートで失敗した上に2周目にはさらにスピンで最後尾に埋もれたウィリアムズ・チームの中嶋一貴にとって、19台ものクルマが完走するというレースでポジションを挽回するのは困難なことだった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
拡大します
「今日は僕にとって楽な一日にはならなかった。
スタートで失敗したうえに、さらに2周目高速のエセスではオイルに乗ってスピンしてしまったんだ。
もうこれ以上悪いスタートはないというほど、にね。
その後はなんとかコンスタントに走り続けることができたけれど、最終的には14番手。
今日のレースのような状況では、これ以上のものを望むのは難しかったということだよ。
それでも今日僕たちが何を学ぶことができたかは、次のバルセロナで見ることができるだろう」
またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「ロズベルグがなんとか1ポイントでも獲得してくれたのは良かったけれど、中嶋一貴のレースはスタートでのエンジンストールが難しいものにしたね。
また2勝目のスピン、あれがなければわれわれの獲ったワンストップ作戦というのが功を奏していたと思う。
信頼性という面では問題なかったが、われわれにはもっとパフォーマンスを向上させる必要があることがわかったレースだった」と、振り返った。
| 固定リンク
最近のコメント