ブリヂストン、「ウォーマーなくても大丈夫」
今回のバルセロナ合同テストで実験投入されたスリックタイヤについて、そのグリップに歓迎の声を上げる一方で、一部のドライバーからは2009年にはタイヤウォーマーが禁止されることを危惧する意見も聞かれた。
Slick Tyre Image (C)Panasonic Toyota Racing
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しかしこれについてF1タイヤを一手に供給するブリヂストン・モータースポーツの小林徹郎/テクニカル・マネージャーはそうした懸念は無用とこれを打ち消している。
「たしかにタイヤのウォームアップという部分には改善すべきところがまだ残されている。
今回のテストでは3種類のコンパウンドでできたものを持ち込んだが、われわれが用意するスリックタイヤは著しい進化を遂げている。
2009年のレギュレーションではマシンの側にもエアロダイナミックスの減少など変化があるし、今後さらにタイヤの側にもさらに改良が加えられれば、ウォーマーがないということはそれほど大きな問題にはならないと考えている。
次のテストではさらに進化したF1スリックタイヤを用意できるだろう」
次回、スリックタイヤがテストされるのは7月のヘレス合同テストと目されている。
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