「KERS」導入に向け、ウィリアムズ動く
F1は2009年シーズン、再び大幅なレギュレーション変更を予定しているが、とりわけFIA(国際自動車連盟)が力を入れているのが環境問題を意識したもの。
中でも注目されているのが「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)と呼ばれる新機軸だ。
Williams Factory (C)Williams F1
拡大します
これは主にブレーキング時のエネルギーを別途蓄えて加速時に再利用するというもの。
しかしまだその技術は確立されたものとはいえず、フェラーリやマクラーレンなどトップチームの間でも模策が続いているとされる。
そうした中、ウィリアムズ・チームはハイブリッド技術の開発会社であるAHP(オートモーティブ・ハイブリッド・パワー)社に資本参加したことがわかった。
今後両者は技術協力を進めていくとみられ、成功すればウィリアムズは来季大きなアドバンテージを手にすることになるかも知れない。
| 固定リンク
最近のコメント