バリチェッロ、『新記録』はトルコGPに設定
ホンダ・チームのベテラン、ルーベンス・バリチェッロ(35歳:ブラジル)がまもなくリカルド・パトレーゼの持つF1最多出走記録を更新することになるが、バリチェッロ・サイドはどうやら次々戦のトルコGPを記録更新のグランプリに設定した模様だ。
Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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というのも、F1の出走記録の計算には種々の考え方があってそれぞれ計算が分かれているからだ。
まず予選への出走回数があり、その上で予選不通過だった場合、また決勝レースに出走しなかった場合、さらには失格になってレース結果から除外される場合もある。
リカルド・パトレーゼの場合、公式予選への出走回数は257、また決勝レースへの出走回数が256とされていて、これが通常F1最多出走記録として捉えられている。
バリチェッロの場合、すでに予選出走回数は前戦バーレーンGPで256と並んだことになっているが、予選不通過が1回、レース不出走が3回、また失格も2回となっていて、算定は微妙。
トルコGP時を新記録とした裏には、予選不通過分1回をカットし、次戦スペインGPが256回でパトレーゼの記録に並ぶという計算をしたと思われる。
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