ブリヂストン バーレーンGP公式予選ニュース
Image (C)Super Aguri F1
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2008年F1世界選手権 バーレーンGP 予選
バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたF1世界選手権第3戦ガルフ・エア・バーレーンGPの予選でロバート・クビサ(BMWザウバー)がブリヂストンのソフトコンパウンド・ポテンザタイヤで最速ラップタイムを記録、自身初となるポールポジションを獲得した。
クビサの予選タイムは1分33秒096。2位のフィリペ・マッサ(フェラーリ)に約0.03秒差で、クビサとBMWザウバーは初のポールポジションを勝ち取った。
ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)とキミ・ライコネン(フェラーリ)は、それぞれ3位と4位で2列目につけた。
ヘイッキ・コヴァライネン(マクラーレン・メルセデス)とニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が3列目、コヴァライネンが5番手のポジションだ。
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)は7位、ニコ・ロズベルグが8位。ジェンソン・バトン(ホンダ)とフェルナンド・アロンソ(ルノー)までが予選上位10名。
マッサが予選第2セッションで1分31秒188のこの日の最速ラップタイムをソフト・コンパウンドで記録している。
午前中のフリー走行でトップタイムを記録したのは、ソフトタイヤで1分32秒521を記録したニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。
このセッションのタイムは非常に僅差で、ロズベルグのタイムの1秒以内に上位13台が入っている。
金曜日よりも風が強く、今日はチームにとっては空力バランスを見つけるのが難しかった。
コースはドライで気温が高かった本日は、ブリヂストンのドライ用グルーブ・タイヤが使われた。
小林徹郎 ブリヂストン・モータースポーツ テクニカル・マネージャー
「初のポールポジションを獲得したロバート・クビサとBMWザウバー、おめでとうございます。
シーズン第3戦にして3人目のポールポジション獲得となりました。
これは、全員のドライバーがブリヂストンタイヤで戦う今シーズンが非常に接戦であることを物語っています。
今日はどちらのコンパウンドも良いパフォーマンスを見せました。
ソフト・コンパウンドの方が明らかに速かったですが、どちらのコンパウンドも安定したラップタイムを記録しました。
これまでに分析したデータによると、明日のレースでは数多くの異なるタイヤ戦略が可能となりますので、レースはさらにエキサイティングになるでしょう。
昨日より風速が強く風向きも変わりましたので、走行が難しかったドライバーもいたようです。
トラクションコントロールがありませんので、もし明日風速が強くなるとドライバーにとっては難しいチャレンジになるかも知れません」
参考データ(フリー走行/予選)
合計走行周回数:629周
1台あたりの平均周回数:29周
最多走行周回数:39周(ロズベルグ、ウィリアムズ)
最速ラップタイム:1分31秒188(予選第2セッション、マッサ)
コンパウンド:ミディアム/ソフト
2007年バーレーンGP
フェラーリのフィリペ・マッサが、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンを2.3秒差で破って2007年ガルフ・エア・バーレーンGPに優勝。
ハミルトンに8.5秒差でフィニッシュしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が3位。
マッサはミディアム・ミディアム・ハードのタイヤ戦略で優勝を果たした。
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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