トヨタ バルセロナテスト1日目の模様(4/14)
バルセロナ合同テスト開始
初日はティモ・グロックがF1スペインGPに向けデータ収集を行う
ドライバー:ティモ・グロック
距離:4.655km
2008年最初の3レースが終了して、パナソニック・トヨタ・レーシングは、今日ヨーロッパでの活動に戻り、カタルニア・サーキットでテストを行った。
オーストラリア、マレーシア、およびバーレーンの暑さに比べて、バルセロナの天候は、ほぼ一日中曇り空で涼しく、一日の終わり間近には雨が降った。
4月27日にこのサーキットで行われるスペイングランプリの準備開始に伴い、ティモ・グロックがトヨタのドライビングシートに収まりテストを行った。
彼は、今年最初のヨーロッパでのレースのために大きくアップデートを行う“TF108”の空力性能のテストに集中し、あわせてそれに伴うセットアップやその他のシステムに関する作業を行った。
ティモは丸々一日を使い93周をテスト走行したが、明日も同じコースでテストを続ける予定だ。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック : TF108/05
ベストラップタイム:: 1分22秒590
順位:8位
周回数:93周
走行距離:432.9km
「今日はチームとメカニックがいい仕事をしてくれたおかげで、とても実りのある一日だった。
チームのみんなで、われわれが得た数々の新しいデータの解析に集中し、正しい方向を見つけようとした。
私は朝、小さなミスを一つしてしまい、スピンをしてしまったのだけれど、そんなに時間をロスしないで済んだ。
午後には多くの検討すべきデータを集めたから、今度はそのデータをもとに微調整をしなければならない。
今日集めたすべてのデータから、今夜中に正しい方向を見つけることができることができるだろう。
タイムシートにはまだ結果として表れていないだろうけど、今までのところわれわれの仕事には満足している」
ゲルト・プファイファー : テスト・チーム・マネージャー
「われわれの今週の主な目的は、10日先に迫ったスペイングランプリの準備をすることだ。
われわれはレースのための車のセットアップとともに、TF108の空力パッケージの改良に集中する予定だ。
今日午後は風が強く、ロングランでの詳細を比較するのは難しかったが、ティモは新しいパーツでテストをし、有益なデータを収集することができた。
今日はしっかり作業を行ったので、全体的に見て、とても実のある一日だった」
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