マッサvsクルサード、口論激化
オーストラリアGP決勝レース中盤の25周目、オーバーテイクしようとインに飛び込んだフェリッペ・マッサのフェラーリに当てられ、マシンを大破してリタイヤを余儀なくされたレッドブルのデビッド・クルサードとの関係がヒートアップしている。
David Coulthard/Accident (C)Redbull Racing
拡大します
『被害者』となったクルサードはレース後、「どちらが後方にあったかは明らかなこと。
後ろから来てぶつけた側が、事故に対する十分な責任を取るべきだ。
自分も去年ブルツにぶつかってしまったが、私は彼にきちんと謝ったよ。
彼が非を認めないと言うのなら、こちらにも考えがある」と、激しい口ぶりで訴えた。
しかしこれに対してマッサのほうは「あの時明らかに自分のほうが速く、そしてコーナーではインに入っていた。
避けるべきはクルサードのほうで、自分に非はない」と、謝罪を拒否している。
これについてフェラーリ・チームの新任代表ステファーノ・ドメニカリ氏は「アクシデントの詳細については当事者しかわからないから私には何とも言えない。
しかしレーススチュワードはこのアクシデントについて何も問題にしてはいないのだから……」と、言葉を濁している。
| 固定リンク
最近のコメント