S・アグリ オーストラリアGP公式予選の模様
オーストラリアGP予選、佐藤琢磨が20番手、アンソニー・デビッドソンは22番手
SUPER AGURI F1 TEAM 2日目の展開
午前のフリー走行。セッション開始直後から、佐藤とデビッドソンは積極的に周回を重ねる。しかし、ライバルたちとの差はなかなか縮まらない。佐藤21番手、デビッドソン22番手に終わった。
予選第1セッション。佐藤とデビッドソンの1回目のアタックは1分29秒台で、21、22番手。しかし終盤、佐藤は自己ベストを1秒以上縮めるスーパーラップで、ルノーのネルソン・ピケJr.を抜いて20番手に上がる。デビッドソンは22番手で、ともに第2セッション進出は果たせなかった。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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SUPER AGURI F1 TEAM コメント
佐藤琢磨
3回目フリー走行 21番手 1分28秒363
予選 20番手 1分28秒208
「今日のパフォーマンスにとても満足しています。
今ある状況の中ではあるが、全てがうまく進んだ。
昨日は厳しい幕開けだったが、今はまるでここに帰ってきた僕らをメルボルンが歓迎してくれているかのようだ。
トラクションコントロールなしで走行した、初めての予選を楽しんだ。
マシンは当初、ややバランスが悪かったが、3度目の走行では速いタイムを出せるようになった。
今日はとてもいい一日だったので、明日はきっと完走できると期待したい」
アンソニー・デビッドソン
3回目フリー走行 22番手 1分28秒912
予選 22番手 1分29秒059
「僕にとっては難しい予選だった。
あまりラップ数を消化できないまま予選に進めば、限界まで攻めるのは厳しくなる。
予選セッションの間、ずっとセットアップ作業にあたっていた。
だから、この位置はベストではなかったけれど、事態はこれからよくなっていくだろう。
最後のアタックでは0.3秒ほど速さを出せていたはずだが、フォースインディアのマシンがスピンして、イエローフラッグが出たので、引き下がらなければならなかった。
よくあることだけれど、残念な結果に終わった一日だった」
グラハム・テーラー|SUPER AGURI F1 TEAM スポーティング・ディレクター
「今日は予期しないことがたくさん起こった。
チームの合言葉が、『闘志』から『勇気』に変わったように思う。
我々は戦いつつ、パフォーマンスを引き続き改善していく。
予選では、冬季テストの間に予選に向けた走行ができなかったことを考えれば、ドライバーたちは大変いい仕事をしてくれた。
新しい予選方式のもと、両マシンは効果的に3回の走行を行い、状況をうまく活用した。
琢磨が他の1台を抜いたのはすばらしかった。
今は、明日のレースを楽しみにしている」
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