トロ・ロッソ、ベルガー氏はチーム売却に難色
レッドブル・レーシング、トロ・ロッソの両チームを保有するレッドブル・グループのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏が示したトロ・ロッソの売却方針について、共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏が難色を示している。
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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「売却の話なんてオーストラリアで初めて聞いたよ。
彼にはなんとかチーム売却を思い留まって欲しいと思っているが、50%は彼の保有分だから私には何ともしがたい」と、元・人気F1ドライバー。
一部にフェラーリのジャン・トッド氏の子息でフェリッペ・マッサのマネージャーでもあるニコラス・トッド氏がチーム買収に強い関心を示しているとの観測もあるが、資金面で相当なる支援者が現れないことには実現は難しいとみられる。
また、そもそもベルガー氏から持ち分である50%の資金が依然として払われていないとの声すら、レッドブル筋からは聞かれている始末なのだ。
さしものマテシス/オーナーも、レギュレーションの変更により工場から何からすべて2チーム分を保有することには否定的になっている。
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