フェラーリ不調でいつもの「メディア大批判」
調子がいい時には讃えるものの、不振となると途端に大批判を繰り広げるのがフェラーリ・チームに対するイタリア・メディアの常だが、悲惨な開幕戦を終え、予想通り激しい「跳ね馬叩き」が展開されている。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』や『トゥットスポルト』、それに『コリエレ・デロ・スポルト』紙らが声を揃えて一様にチーム批判を繰り広げる中で、興味深いのが『ラ・リパブリカ』紙が報じた「ピット・ギャントリーにジャン・トッドがいないため」という皮肉な見方だ。
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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というのも、時を同じくしてフェラーリの株主理事会がCEOの降格を通知することになったからだ。
かつての黄金時代と比べ、今のフェラーリ・チームにはすでにジャン・トッド氏なく、ロス・ブラウン氏なく、そしてもちろんミハエル・シューマッハもいない。
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