ホンダ・チーム、復活のカギはロス・ブラウン氏
昨シーズン、辛酸をなめたホンダ・チームにとって、今季は復活の年。
そのカギを握るとみられるのがフェラーリ・チームから移籍した大物ロス・ブラウン代表の存在だ。
Honda Team (C)Honda Racing
拡大します
かつてミハエル・シューマッハをベネトン・チームで、そしてフェラーリ・チームで王者に導いたそのブラウン氏は開幕戦を前に次のようにチームの戦力を分析した。
「ここまでのシーズン前テストでは、様々なトライをしてきた。
とりわけ最後に行ったヘレス・サーキットでの集中テストではエアロダイナミックスに進化がみられたと思っている。
ただこれは一つのステップに過ぎず、新型車はずっと一貫して熟成が図られてきているものだ。
われわれにはバトンとバリチェッロという有能で経験豊富なドライバーが揃っているし、今シーズンはマクラーレンやフェラーリらには及ばないものの、次の中団グループに加わることを目標に全力を挙げる。
しかしそこはたいへんコンペティティブな場所だから、メルボルンでわれわれは最高の仕事をしなければならないことを覚悟しなければならないだろう」
ヘレスで行われた最後の単独テストについて、その詳細は明らかにされていないが、バトンらチームスタッフの表情が明るいことは確かのようだ。
| 固定リンク
最近のコメント