アロンソ、「GPDAに加わらないのは他人の勝手」
「自身の安全のため、自分はGPDAに加わる」と、語る元王者フェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)は、「加わらないのはそれぞれのドライバーの勝手」と、いま話題になっているライバル・ルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)らに対して突き放す発言を行っている。
「僕はレース・ドライブというものが危険な状況にさらされると思うから、自分の判断でGPDAに加わることを決めたんだ。
でも人はそれぞれ自分自身の意見を持っていて、自分で決定をすることができる。
僕はそれを尊重したいと思うから、別に加入したくないという人に無理強いすることはしないよ」と、このスペインで唯一のF1チャンピオン。
Ex.McLaren Duo (C)McLaren Group
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現役のF1ドライバーで、このドライバーの安全を推進するGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)に加入していないのは上記ハミルトンの他に、キミ・ライコネン(フェラーリ)、アンソニー・デビッドソン(スーパー・アグリ)、そしてエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)ら4人とされているが、アロンソのライバルと目される二人がいずれもGPDAから目を背けているのは皮肉なことだ。
ハミルトンについては母国の先輩で、いずれも元GPDA会長のデイモン・ヒル氏やジャッキー・スチュワート氏らが憂慮の声を発している。
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