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2008/03/23

ブリヂストン マレーシアGP公式予選ニュース

Image (C)McLaren Group
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2008 FIA Formula One World Championship 第2戦 マレーシアGP  [予選]
開催場所: クアラルンプール 開催日: 3月21日 ~ 3月23日

ミディアム・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤで予選最速ラップタイムを記録したフィリペ・マッサ(フェラーリ)が、セパンで開催される2008年FIA F1世界選手権第2戦ペトロナス・マレーシアGPのポールポジションからスタートすることになった。

マッサの予選タイムは1分35秒748で、2位のチームメイトのキミ・ライコネンとのタイム差は約0.5秒。フェラーリの2台が、日曜日の56周の決勝レースをフロントローからスタートすることになった。
2列目に並ぶのはマクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コヴァライネンとルイス・ハミルトン。
コヴァライネンがハミルトンに勝る予選タイムを記録している。

5番手は予選第1セッションのトップタイムを記録したヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)。
BMWザウバーのロバート・クビサとニック・ハイドフェルドがそれに続く。
予選8位のタイムを記録したのは、マーク・ウェバー(レッドブル)。フェルナンド・アロンソ(ルノー)とティモ・グロック(トヨタ)が、それぞれ9位と10位で予選第3セッションを終えた。

午前中のフリー走行では、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がハード・コンパウンドで1分35秒019の最速ラップタイムを記録した。
この日の最速ラップタイムは予選第2セッションでライコネンが記録した1分34秒188。

今日のセパンの天候はいつ雨が降ってもおかしくなかったが、結局走行中には雨が降らなかったため、ブリヂストンのドライ用グルーブタイヤのみが使用された。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「2008年初のポールポジションを獲得したフィリペ・マッサ、おめでとうございます。
今日は、燃料搭載量の少ない予選第1セッションと第2セッションではミディアム・コンパウンドの方がグリップで勝っていたようですが、燃料が重い第3セッションではハードとミディアムの差は少なく、ハード・コンパウンドの方が速かったクルマもありました。
昨夜の豪雨で、今日のスタートのコースコンディションは昨日のフリー走行1回目の後と同じような状態でした。
フリー走行と予選を通して比較的新しい路面にゴムが乗ってくると、ラップタイムが劇的に伸びました。どちらのコンパウンドのタイヤも外観に問題はなかったと思います。
ドライレースになることを想定してベストなタイヤ戦略を決めるには、我々の提供するデータをチームは十分に分析しなければならないでしょう。
今週末はまだトラクションコントロールなしのクルマでウェットコンディションの走行を行っていないので、ウェットレースの場合は非常に興味深い戦略を見ることができるかも知れません」

参考データ(フリー走行/予選)
合計走行周回数:644周
1台あたりの平均周回数:29周
最多走行周回数:41周(ティモ・グロック、トヨタ)
最速ラップタイム:1分34秒188(予選第2セッション、ライコネン)
コンパウンド:ハード/ミディアム

2007年マレーシアGP
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)が2位のチームメイトのルイス・ハミルトンに17.6秒の差をつけて優勝。
3位はフェラーリのキミ・ライコネン、4位はニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)。
アロンソはミディアム・ミディアム・ハードのタイヤ戦略で優勝している。

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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現地、路面はドライ。日傘を差す観客も。空は白い雲に覆われている。グリッドにマシンが並べられている。 [続きを読む]

受信: 2008/03/23 15:44

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