オーストラリアGP、ナイトレース化なければ終了
いよいよ今週2008年シーズンの幕開けを告げるオーストラリアGPがスタートするが、これにいきなり水を浴びせるような発言をバーニー・エクレストン氏が行った。
Australia GP Image (C)Panasonic Toyota Racing
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これはイギリスの大衆紙『メール・オン・サンデー』に対し語ったもので、その中でこのF1総帥は、「オーストラリアGPが生き残る道ためには、ただナイトレースにすることしかない。
いまヨーロッパの視聴者がこの国のレースを観るためには、寝ずにいなければならない。
こんなおかしなことはいつまでも続けられないよ。
そのめにはナイトレースにするしかないんだ。
しかしオーストラリアの人々はナイトレースにはできないというし、他の所での開催も考えられないと言う。
それならわれわれはこの国でのグランプリを諦めるしかないじゃないか」と、決め付けた。
現在のオーストラリアGPの開催契約は2010年までとなっていて、エクレストン氏はその後の開催は保証しないとした。
ただこの強圧が、やがて日本にも向けられないとは誰にも断言できない。
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