豪GPランオフエリアの段差に非難の声勃発
オーストラリアGP決勝レースでは、トヨタ・チームのティモ・グロック(25歳:ドイツ)が大きなアクシデントに見舞われて関係者を心配させたが、マシンが大破した直接の原因はウォールにヒットしたためではなく、ランオフエリアの大きな段差によるものだった。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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この荒れたランオフエリアの段差については当のグロックだけでなく、BMWザウバーのマリオ・タイセン代表もその問題点を指摘している。
「コースアウトした部分でクラッシュするというのでは、なんのためのランオフエリアかわからない。
今回は幸い大事には至らなかったとはいえ、来年もこのアルバートパークでレースをするというのであれば、こうした危険な個所は完全に改修されなければならないね」
大破したマシンから降りたグロックは幸い大きな怪我はなかった様子で、今週のマレーシアGPには出場できる模様。
ただし、もしグロック欠場となれば代役はTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)出身の第3ドライバー・小林可夢偉になる筈。
日本のファンとしては可夢偉の雄姿を見たいというのも正直な気持ちか。
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