トヨタ マレーシアGP公式予選の模様
第2戦マレーシアGP予選 J.トゥルーリが5番グリッド獲得
T.グロックも10番グリッドで両者ポイントを狙う
天候:曇り、気温27-29℃、路面温度35-40℃
2008年の予選最高:5位 ヤルノ・トゥルーリ(マレーシア)
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー11 シャシー:TF108/02
概要:予選第1セッションでトップタイム。5番グリッド獲得。
公式練習3回目:4番手 1分35秒389(トップと0.370秒差)20周
予選第1セッション:1番手 1分35秒205(トップタイム)6周
予選第2セッション:7番手 1分34秒825(トップと0.637秒差)6周
予選第3セッション:5番手 1分36秒711(トップと0.963秒差)6周
グリッド:5番手(暫定)
「今までのところ、かなり満足のいく週末だったね。
問題なく走行できたし、車のパフォーマンスはとても良くて、競争力がある。
今日のラップタイムを見ると、昨年の車と比べてとても良くなっていることを証明しているよ。
だからわれわれは、この結果に非常に満足しているし、明日のレースは確実に良いものになると思う。
ティモも、週末の間にとても良い仕事をしたから、とてもうれしいよ。
なぜなら、このことによって車をもっと良くしていくためのチーム全体のやる気に繋がるからね。
このサーキットではいつも良いレースが出来ているから、明日のレースには自信があるよ。
ポイントを獲得できると信じているから、何の問題もなく確実にレースを終えなければならない」
ティモ・グロック:カー・ナンバー12 シャシー:TF108/01
概要:安定した走りで第3セッションまで進む。5列目獲得。
公式練習3回目:10番手 1分35秒911(トップと0.892秒差)21周
予選第1セッション:11番手 1分35秒891(トップと0.686秒差)10周
予選第2セッション:9番手 1分35秒000(トップと0.812秒差)6周
予選第3セッション:10番手 1分39秒656(トップと3.908秒差)4周
グリッド:10番手(暫定)
「第3セッションまで進めてうれしかったけど、自分にとってはとても厳しい予選だった。
午前中のフリー走行では、予選用のセットアップのオプションタイヤでいい感じをつかめていたんだけれど、午後のフリー走行で、再び上手く活用できなくて苦闘していたんだ。 ぴったり合ったセットアップを見つけるのが難しかったんだよ。
最終的には、とても良い走行が出来て、最後のセクターでとても良い結果を出して10番手に入れたからうれしいね。
今は、天候がどうなるかかが気になるけど、ドライコンディションだとタイヤをうまく活用しにくいね。
ここは本当に広いサーキットだね。それはつまり、オーバーテイクの可能性が多いことを意味しているんだ。
けれど、その期待には蓋をしておくよ。
うまくいけば、われわれは10位以内かポイント圏内に入れると思う。
そうなれば良い結果だね」
パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
「今までのところ、予選前に不安定だった天気を含めても今週末は順調に進んだ。サーキットの周りでは、そこら中で雨が降っていたから、最初から雨の恐れはあったが、予選はドライコンディションで雨には邪魔されずに済んだよ。 ヤルノの予選結果は期待した通りのものだったからとても嬉しいね。 今日は、彼が昨日の1周走行でも長距離走行でも非常に良かったことが再確認できた。明日になれば、それがはっきりするよ。また、ティモは、2回のレースで、2回とも第3セッションに進むという良い走りをしてくれた。 彼がタイヤの扱いに苦闘しているのは分かっているが、それはとにかくとして、タイヤの扱い自体は複雑ではないんだ。 両方のコンパウンドは異常磨耗などの問題もないからね。 従って、われわれは、これを良い結果に結び付けることが出来ると思っている」
新居章年:技術コーディネーション担当ディレクター
「ヤルノ5位、ティモ10位と明日の決勝レースに向けていいポジションを確保できた。
予選は雨が心配されたので早め早めにアタックをするようにしたが、波乱もなく順調にタイムを刻むことができ、最終予選に2台そろって進むことができた。
車に不具合が出ないようにしっかり点検して、最後までわくわくするレースをしたい」
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