中嶋一貴(ウィリアムズ)にバルセロナの太陽ほほ笑む
初日・2日目とあいにくのウェットコンディションが続いた今週のバルセロナ合同テストだったが、最終日となった21日(木)ついにスペインの太陽が、それも日本の若者にほほ笑んだ。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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まだウェットの残った午前のセッションでは、テストドライバーのニコ・ヒュルケンバーグにマシンを譲った中嶋は、午後になってコースイン。
路面の回復と共にフェラーリやマクラーレンなど今年もチャンピオンシップをリードするであろう上位チームがひしめく中、みごとトップタイムを記録したのは、日本初のフルタイムF1ドライバーを父に持つ、ウィリアムズ・チームの中嶋一貴だった。
「今週はずっと悪天候が続いていたので、予定したプログラムをきちんと消化することができなかったし、テストはとても難しいものになった。
でもマシンのフィーリングはとても良かったので、ウェットコンディションで走るというのも自分としてはいい経験になったと思う。
もちろんもっといい天気の下で走りたかったけれど、それでも全体としては僕たちにとっていい週だったんじゃないかな」
中嶋一貴が記録したタイムは1'22.153。
これにわずか0.032秒差でマクラーレンのコバライネンが続いた他、同じ22秒台に10台が並ぶという熾烈なタイム争いだった。
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