去年からあった『ハミルトン・バッシング』
FIA(国際自動車連盟)も大きな問題として受け止めているルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)へのいわゆる人種差別発言問題だが、マックス・モズレー会長はこれがすでに去年のうちから始まっていたと英『タイムズ』紙に語っている。
Fernando Alonso's Fans(C)Renault F1 UK
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それによれば、昨年の第16戦中国GP(上海サーキット)時、やはりスペインからの観客から同様の行為があったというもの。
「もしも彼らが(開幕戦の)オーストラリアGPに出掛け、同じ行動を採ったなら、彼らは直ちに身柄を拘束され、われわれはパスポート番号を記録することになる。
そして二度と彼らは他の国のグランプリに出掛けることはできなくなるだろう。
もしもそうした人間がホンの一部のものであるのなら、それを止めさせるのは可能なことだと思っている。
しかし、そうでないのなら、われわれは(スペインに対し)制裁を考えている。
スペインGPとヨーロッパGP、二つのグランプリの中止だってあり得るのだ」
バレンシア市のウォーターフロントを舞台にするヨーロッパGPは今年が初開催。
最悪の場合、実現する前に中止に追い込まれる可能性も示唆されている。
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