フェラーリ新旧王者対決は、ライコネンに軍配
25日(月)から開始されたシーズン前最後となるバルセロナ合同テスト、初日一番の注目を集めたのはこの日初めて新型車『F2008』をドライブするミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)だった。
今季導入されるTRC(トラクション・コントロール・システム)等のドライバー・アシストなしというレギュレーションにより、かつてのF1マシンを知るシューマッハがどのように現代F1マシンをドライブするのか、またこれまた初となる新王者キミ・ライコネン(28歳:フィンランド)との直接対決という意味でも関心を集めた。
K.Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
拡大します
残念ながら路面のコンディションはウェットからスタート。
シューマッハがマシンのセットアップと信頼性の確立、またライコネンのほうは新しいエアロダイナミックス・パッケージをトライした。
結果はこの日トータル82ラップを周回したライコネンがベストタイム1'22.319のタイムで全19台中2番手。
一方シューマッハのほうもほぼ同じ83ラップを周回、こちらのベストタイムは1'22.428で3番手に。
ライコネンがカーナンバー1の誇りを守ったものの両者のタイムはわずかに0.109秒という、王者どうしらしい『接戦』となった。
明日、シューマッハはレースドライバーのフェリッペ・マッサと交代、ライコネンはそのままテストを継続する予定になっている。
| 固定リンク
最近のコメント