旧型『FW29B』だった、ウィリアムズのヘレステスト
先のバルセロナ合同テストでの中嶋一貴のアクシデント原因となったフロントウィング部の問題について、「すでに解決した」とのコメントにもかかわらず、11日(月)ヘレス合同テストに投入されたのはニコ・ロズベルグ&中嶋一貴いずれも暫定カーである『FW29B』だったことがわかった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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同チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「マウント部の修正は進んでいる。
今日はメカニカルなセットアップと共に、信頼性確保のためロングランに取り組んだ。
幸い大きなトラブルに見舞われることもなく、二人は順調に予定したプログラムを消化することができた」と、語っているが、マイケル氏の言葉とは裏腹に『FW30』の本格修復に手間取っていることが窺われるようだ。
なお、この日のタイムは97ラップを周回した中嶋一貴が1'20.831で4台中3番手、95ラップしたロズベルグは1'20.945で4番手と、いずれもレッドブル勢の後塵を拝する結果になっている。
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