FIA、スペインGPで『人種差別撤廃運動』展開
13日(水)、FIA(国際自動車連盟)のスポークスマンは、先のバルセロナ合同テストで問題が浮上したルイス・ハミルトン(マクラーレン)を巡る人種差別発言問題を憂慮、今年のスペインGPでは徹底した『人種差別撤廃運動』を展開する方針であることを明らかにした。
それによれば運動は『Racing Against Racism』(人種差別に立ち向かうレーシング)と名付けられ、F1のみならずすべてのモータースポーツ関係者の参加を呼び掛けているという。
2007 Spain GP (C)Honda Racing
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FIAのマックス・モズレー会長は以前からIOC(国際オリンピック委員会)への加盟を希望していることが伝えられているが、今回の問題はこれに強烈な冷や水を掛ける形となっていて、そのダメージ払拭に懸命のようだ。
場合によってはヨーロッパGP(バレンシア)も含め、スペインでのF1グランプリ開催権の剥奪という超・強権発動の姿勢もみせている。
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