税金でF1スポンサー、南アフリカで問題に
ルノー・チームとの間にプロモーション契約を結んだことを発表した南アフリカのハウテン州が、市民からの非難にさらされている。
Renault R28 (C)Renault F1 UK
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地元南アフリカの『ザ・シチズン』紙によれば、ルノー・チームにハウテン州が支払う総額は年間1,200万ドル(約12億8千万円)にもなるということだが、民間企業とは異なり、市民の税金がスポンサー資金に充てられるということで、異論が出ているためだ。
これに対し同市の経済企画省は「今回の契約は、巷間言われているようなただF1マシンに我が州が広告を掲載するというものではない。
F1というワールドワイドなスポーツに関与することにより、我が州を世界的に認知させ、ひいては観光客の誘致や雇用の増大などにより経済を大幅に発展させることができ、金額的にも十分に見合うものになる」と、持論を主張している。
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