メルセデスによるマクラーレン買収確定と独誌報道
再三ささやかれては否定を続けてきたメルセデス・ベンツによるマクラーレン・チームの買収話が、いよいよ確実のものになったと地元ドイツの『オートモーター・ウント・スポルト』誌が報じて注目されている。
McLaren 『MP4-23』(C)McLaren Group
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それによれば両者の話し合いが今週最終的に合意に達し、遅くとも3月の開幕までに発表されるだろうというもの。
ただし公式な確認はされていない。
マクラーレン・チームに対しエンジンを供給するテクニカル・パートナーとしてスタートしたメルセデスだが、現在はマクラーレン・グループの株式のうち40%を保有する最大の株主となっている。
なおロン・デニス代表が(友人と共に)保有していて今回売却されるとみられるのは30%。
残りの30%はバーレーンの投資家が保有していると理解されている。
一部には、フェラーリからの技術移転疑惑の持たれた2008年マシンがFIAからクリアとされたことについて、ロン・デニス氏がチーム代表の座を降りることが条件とされた、という報道もあるが定かではない。
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