M.シューマッハ、フルタイムでの現場復帰はなし
独『オートモーター・ウント・スポルト』誌が報じるところによれば、元F1チャンピオンのミハエル・シューマッハ(38歳:ドイツ)はジャン・トッド氏が示したフェラーリ・チーム代表のオファーを再び断っているということだ。
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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2006年シーズン終了後、現役引退を表明したシューマッハに対しトッド氏は自身の後任としてチーム代表のポジションを用意して交渉したものの辞退され、現在のスーパー・アシスタントという新設のポジションに就いた経緯がある。
今オフにはTRC(トラクション・コントロール・システム)なしというレギュレーションから再びシューマッハが実車テストにあたってその能力が衰えていないところを示したものの、フルタイムでのF1の仕事に復帰するつもりはないということでトッド氏が狙うチーム首脳としての復帰は依然として展望が開けていない模様だ。
一方で、ここに来てフィアット/フェラーリ・グループのルカ・モンテツェモロ社長とトッド氏との関係がギクシャクしているとも伝えられていて、トッド氏自身の行く末自体にも注目が集まっている。
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