『スーパーライセンス値上げ』FIA会長、認める
先に英誌が報じたF1スーパーライセンス発給料金の値上げの可能性について、FIAのマックス・モズレー会長がこれを認める発言をしている。
『オートスポーツ』によれば、F1ドライバーに発給されるスーパーライセンスの料金について、2007年の場合、基本料が1,690ユーロ(約26万円)で、これに加えて前年のチャンピオンシップで獲得したポイントに応じ、1ポイントあたり447ユーロ(約7万円)が加えられるものだったのに対し、2008年はこれが一気に基本料が1万ユーロ(約156万円)、前年獲得したポイント1毎に2千ユーロ(約31万2千円)にまで引き上げられるという。
これについてモズレー会長は「そもそもドライバーたちはF1に参戦することにより巨額の報酬を受けている。
それにわれわれはこれをF1レースの安全性のために使うんだ。
引き上げたからといって、何もバチは当たらないよ」と、涼しい顔だ。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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この計算でいくと、110ポイントを獲得した2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンの場合、2007年は3万745ユーロ(約480万円)だったのに対し、2008年の料金は23万ユーロ(約3,588万円)という巨額のライセンスということになる。
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