ストゥック氏、VWのモータースポーツ代表に
元F1ドライバーでもあるハンス・ストゥックJr.氏(56歳:ドイツ)が、来年1月から世界で4番目の規模の自動車メーカーであるフォルクスワーゲン社のモータースポーツ部門責任者に就くことがわかった。
Hans Stuck Jr. (C)BMW Motorsports
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これは当然ストゥック氏の意向が同社のモータースポーツへの取り組みに大きく反映されることを意味する訳で、これまでも度々噂に上がる同社のF1参戦が再び現実的なものになるかも知れない。
ストゥック氏は1974年から1979年に掛けてマーチ、ブラバム、シャドー、またATSなどから通算74戦に出走、最高3位となっている。
(富士スピードウェイで行われた2度のF1にいずれも参戦している)
また1986・1987年には2年連続ルマン24時間レースで総合優勝、最近はBMWでツーリングカーレースでも活躍していた。
なお同名の父親Sr.氏もまた1950年代のF1ドライバーだ。
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