フェラーリ・デザイナー、「今季の弱点解消」
2年連続のコンストラクターズ・タイトル獲得を目指すフェラーリ・チームでは、今季マシン『F2007』が持っていた弱点を解消、さらにその戦闘力を上げたとチーフ・デザイナーであるニコラス・トムバジス氏がスペインの『ディアリオAS』紙に語っている。
Nikolas Tombazis (C)Ferrari S.p.A
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それによれば基本的に来年の新型車『F2008』(仮称)は今季型の正常進化型になるということだが、実際にはすべての部分で見直しが行われ、今年みせた弱点の解消が進められたという。
とりわけ大きいのはホイールベースを短縮して回頭性を改善、これによりこれまで不得意とされた低速コースでもパフォーマンスが発揮できると自信をみせている。
コンストラクターズ・チャンピオンシップ通算15回の獲得と際だった成績をみせる名門跳ね馬チームは、2008年前人未踏16回目のタイトル獲得に挑むことになる。
(2位ウィリアムズ-9回、3位マクラーレン-8回、4位ロータス-7回……)
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