ニキ・ラウダ氏、「ピケ・ジュニアが一番」
現在のところ、2008年シーズン・フルタイムのルーキードライバーはルノーのネルソン・アンジェロ・ピケ(22歳:ブラジル)、トヨタのティモ・グロック(25歳:ドイツ)、トロ・ロッソのセバスチャン・ボーデ(28歳:フランス)、そしてウィリアムズの中嶋一貴(22歳)らが挙げられる。
Niki Lauda (C)Redbull Racing
拡大します
元F1チャンピオンであるニキ・ラウダ氏はこの中でピケ・ジュニアが最も活躍するだろう、との見通しをスイス『ブリック』紙に語っている。
「最も期待できるのはピケ・ジュニアだろうね。
彼はこの1年、ルノー・チームでテストドライバーとして走り込むと共に、チームと常に帯同してその仕事を理解し溶け込むことに精力を注いでいた。
これは良いレースをするためにとても重要なことなんだよ。
グロックはトヨタであの難しいクルマを扱うのに苦労することだろう。
ボーデはこれまでのチャンプカーでの成功をすべて忘れる必要があるね。
F1というのはそれだけ高いレベルで戦っているものだから。
中嶋はデビュー戦のブラジルでスピードのあるところを示したが、あのピットでの事故を考えるとまだレースするには早いんじゃないかな」
ラウダ氏は1975,1977年にはフェラーリで、また1984年にはマクラーレンでチャンピオンに輝いている。
| 固定リンク