2008年フェラーリ新型車は一新されたものに
フェラーリ・チームのアルド・コスタ/テクニカル・ディレクターは、同チームの2008年新型車『F2008』(仮称)が前任車に比べて大幅に変更されるとの見通しを伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で明らかにした。
Ferrari Motorhome (C)Ferrari S.p.A
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「急進的なステップを計画しているという訳ではないが、しかし今年のクルマは現恋の『F2007』とは完全に異なる別個のものになる筈だ。
まずモノコック自体がサイドポッド共ともまったく異なる形で成形され、フロント部分も、またウィングもすべて完全に新しいものになる。
来年はレギュレーションも変更されるので、もちろん他チーム同様にエレクトロニクス・コントロール・システムも一新されるし、エンジンもギヤボックスもより耐久性を考慮した新しいものになる。
昨年、マクラーレンとの差は前半段階での信頼性にあったと思うので、この点がカギになることだろう」
来季は新たに統一されたECU(エンジン・コントロール・ユニット)、また1基のギヤボックスで4つのグランプリを戦うことになる。
同チームの新型車は例年のように来年1月に発表される予定で、その後直ちにヘレス・サーキットにおいて最初のテストが行われることになっているという。
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