スーパー・アグリ、最終日はロシターがテスト
15日(木)『スーパー・アグリ・F1』チームによるバルセロナ合同テストは、テストドライバーのジェームス・ロシター(24歳:イギリス)の手により行われた。
James Rossiter (C)Super Aguri F1
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マシンは引き続き今季用の『SA07』に2008年スペックのエレクトロニクス・コンポーネンツを搭載した『SA07-5B』と呼ばれるもので、ロシターはデビッドソンから引き継いだMES(マクラーレン・エレクトロニクス・システム)のデータ収集と分析、そして各コントロール・システムの確認やブレーキ、エアロダイナミックスなど多岐に渡るプログラムを消化した。
この日トータル60ラップを周回したロシターのベストタイムは1'23.931というもので、これは順位的にはこの日走行した全20台中19番手になるものだった。
テストを統括したグラハム・テーラー/スポーティングディレクターは「来シーズンに向けた最初のテストがうまくいったことでチームのみんなに感謝している。
とりわけ、来季たいへん重要になる新しいコントロール・システムに関してのものを中心に多くの有益なデータを収集することができた」と、語った。
来月ヘレス・サーキットで予定される次回の合同テストでは、佐藤琢磨とロシターの参加が見込まれているという。
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