アロンソ側、「すべてのチームに可能性ある」
マクラーレン・チームからの離脱が確定した前王者フェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)について、その去就に多くの注目が集まっているが、同選手のパーソナル・マネージャーであるルイス・ガルシア・アバド氏はあらためて「すべてのチームにアロンソがサインする可能性はある」と語っている。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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当初から有力とみられた古巣のルノー・チームは、復帰を歓迎する意向を示しているものの、これまでのところアロンソが最有力とみている節はない。
(一部には放出が有力なジャンカルロ・フィジケーラとのコンビネーションを希望したという説もある)
ルノーの場合には、コバライネンとのスワップということになりそうだ。
ランキング1位のフェラーリがアロンソの希望としても、マッサとの契約延長を発表したばかりでもあり、またマクラーレン側がこれを拒否しているとの情報も。
ランキング2位のBMWザウバーは現在のラインナップが強力とみられ、可能性は薄そうだ。
その他のチームでは、多額の資金力も必須条件だ。
今回マクラーレンはアロンソ契約解除のための違約金は不要との姿勢を示したと言われるが、それでも残り2年分のチャンピオンへのサラリーは半端でない筈。
その資金力から、トヨタやレッドブル・レーシングの名前も聞かれていたが、ここに来てホンダという声も聞かれてきた。
ホンダの場合には、イギリス人ドライバーであるバトンとのスワップになるとの見方が強い。
ウィリアムズの場合、マクラーレンはロズベルグとの交換を希望していると伝えられるが、これについてウィリアムズ側は強く否定している。
果たしてアロンソの移籍先は?
今年のストーブリーグはすべてそこから始まることになりそうだ。
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