M.ウェバー、「オーストラリアGP絶対に必要」
2010年以降の開催が危ぶまれるようになったオーストラリアGPだが、代替開催地の噂が絶えない中、唯一そのオーストラリア出身のF1ドライバーであるマーク・ウェバー(31歳)は現在のアルバートパーク開催を譲らない。
2007 Australia GP (C)McLaren Group
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「もちろん僕はここがオーストラリアで唯一の場所だとは言っていない。
でもいまのオーストラリアGPは、このアルバートパークという市街地コースでやるからこそその価値があるんだ。
それに、他の所で開催するとしてもそれなりに巨額の費用が掛かることは疑いがないんだろう。
それだったらここでの開催で、もっと効率を良くしてコストを下げればいい。
とにかくF1グランプリというのは国家的一大イベントなんだ。
南半球に位置するこのわれわれの国が、F1選手権のラウンドを持っているということを誇りに思うべきなんだよ」
次々と新規開催候補の名乗りが絶えない中、一度開催を手放すと再びそれを取り戻すのは至難のことであることをウェバーは知り尽くしている。
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