前知事、「それでも豪GPはビクトリア州に必要」
オーストラリアGPが巨額の赤字を計上していることがビクトリア州議会に報告されて話題を呼んでいるが、同州の前知事であるジェフ・ケネット氏は「例え赤字があったとしても、ビクトリア州にとってオーストラリアGPは絶対に必要」と、その意義を強調した。
2007 Australia GP (C)Honda Racing
拡大します
「大事なことは、これは国際イベントであって単にいちモータースポーツであると考えてはいけないということだ。
例え赤字について会計検査官が心配したとしても、それは元帳のたった1か所の一部に過ぎないものだ。
もしもわれわれが自らのブランドに傷を付けようと考えるなら、この国際イベントを失うのもいいだろう。
しかしF1グランプリを開催するということは、国家の評価にもつながる重要なものなのだ。
私は現在の契約が2010年に終了したあと、ブランビー政権がこれを放棄しオーストラリアGPがメルボルンから去ってしまうのを心から怖れている」
しかし現在のブランビー知事は、オーストラリアGP開催について再考する余地があると地元『ABCラジオ』で言明している。
| 固定リンク
最近のコメント