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2007/11/02

ブルツ、「F1は非情なビジネスだった」

今季最終戦を前に引退表明、中嶋一貴にそのシートを譲ったウィリアムズ・チームのアレクサンドル・ブルツ(33歳)は、「F1は非情なビジネスの場だった」と、母国オーストリアの『ORF』で都合11年間に渡るF1生活を振り返った。
Alexander Wurz (C)Williams F1
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「F1というのはひどく政治的で、そして非情なビジネスの場だよ。
それは決してバラ色で居心地がいいという類のものではなかったね。
そもそも感傷なんていうのはF1ではお門違いのものなんだ。
僕にとってとりわけつらかったのは、ベネトンでのテストドライバー時代だったね。
あの頃は自分が不当に扱われていると感じて、幸せなものではなく、それが僕のパフォーマンスにも影響したと思うよ。
それでもデ・ラ・ロサやフィジケーラは僕にとって仲の良い友人だったし、ロズベルグともね」

ただし最終戦でのシート交代について、噂されるトヨタからの圧力等はなかったとしている。
通算69回の出走で、予選では5位が最高だったがレースでは所属した3チームすべてで3位入賞を果たしている。
(1997年ベネトン:イギリスGP、2005年マクラーレン:サンマリノGP、2007年ウィリアムズ:カナダGP)

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セブンイレブン受け取りで送料無料 30億ドルを巡る仁義なき戦い 自動車メーカー VS F1のドン レースの外も戦場だ!! 第三期ホンダF1の陣頭指揮を執った国際マーケティングのプロが明か... [続きを読む]

受信: 2007/11/02 07:08

» F1 a ruthless business says Wurz [F1とテレビとケータイと。]
F1 a ruthless business says Wurz [F1-Live.com] F1はゆったりできない「残酷な」仕事だ、とブルツ。 「感情というのはF1では場違いなものだ。」 ブルツは引退に関しても、トヨタの中嶋への後押しではじき出されたと言われています(本人は否定)。 しかし、ブルツは一番厳しかったのはベネトンでの1999年だと話します。 「このスポーツは、厳しくて、残酷で、政治的な動きが行われる奇妙な場所だ。」 「どれほどひどい扱いを受けるのかが分かった時はショック... [続きを読む]

受信: 2007/11/02 07:37

» マクラーレンとアロンソの非情な交渉が始まる [:: 246 log ::]
アロンソはマクラーレンからいかにして離脱するのか?今期最後のドラマの予感 [続きを読む]

受信: 2007/11/02 09:51

» えっ!アレ良かったの?結果オーライとは正にこのこと、、中嶋一貴さん [:: 246 log ::]
ブラジルGPでのあの衝撃のピットストップが衝撃の高評価に繋がるとは、、、、 [続きを読む]

受信: 2007/11/02 10:10

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