プロスト氏、「ロン・デニスに敗因あった」
かつてこのマクラーレン・チームで、故アイルトン・セナとの間に壮絶な主導権争いを演じた過去を持つアラン・プロスト氏(52歳:フランス)が、「ロン・デニスは一人のドライバーの肩を持つ」と、自身の経験から批判的な見解を示した。
A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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「デニスはいつも同等の扱いを強調しているけれど、実際には常に一人のほうのドライバーの肩を持つんだ。
それは、これまでセナであり、ハッキネンであり、そして今ならハミルトンがお気に入りということになるね。
アロンソが取った態度はもちろん許されるものではないけれど、その伏線にはこのデニスの歪んだ愛情が影響しているんだよ。
そもそもアロンソは2度の世界チャンピオンとして、当然それに見合った待遇を受けるべきだったんだ。
そうすれば今シーズン、彼は容易にタイトルを獲得していた筈だったのに……」と、この元チャンピオンは伊『アウトスプリント』誌に語っている。
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ドライバーズチャンピオンシップで1・2位のドライバーを擁していながら逆転を許したのは、両ドライバーの緊張が壊滅的な要素になったと考えています。
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受信: 2007/10/25 13:12
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受信: 2007/10/25 13:27
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受信: 2007/10/25 13:43
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二人のドライバーは公平かつ平等に扱い競わせるというマクラーレンの方針について、かつてマクラーレンでアイルトン・セナとチームメイト関係にあったアラン・プロストが「常に一人の方のドライバーの肩を持つ」と自身の... [続きを読む]
受信: 2007/10/25 18:30
» ハミルトンと一貴の痛いミス。 [tohlu.com blog]
ハミルトンはこのニュース。そうとうにプレッシャーがあったんでしょうね、、、、。読んだ時はちょっと泣けました。是非これを糧にして来年がんばってほしいです。
そして一貴。こっちは笑えますw。
「初めてのF1ブラジルGPを終えた直後の中嶋選手と、恩師でもあり、フ... [続きを読む]
受信: 2007/10/25 18:58
» プロスト氏、「ロン・デニスに敗因あった」 [風林火山]
かつてこのマクラーレン・チームで、故アイルトン・セナとの間に壮絶な主導権争いを演じた過去を持つアラン・プロスト氏(52歳:フランス)が、「ロン・デニスは一人のドライバーの肩を持つ」と、自身の経験から批判的な見解を示... [続きを読む]
受信: 2007/10/28 12:16
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