ホンダ 中国GP公式予選ニュース
第16戦 中国GP 2日目・予選
「バトン、日本GPに続くトップ10入り」
10月6日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:29~30度(予選)
第16戦中国GPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは2戦連続して予選最終セッションに進み、10番手でフィニッシュした。
ルーベンス・バリチェロは17番手だった。
Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
2日目も晴れ。とはいえ台風の影響か、サーキットは朝から強い風に見舞われた。
午後の予選では、風速15メートル以上の突風が吹くという予報も出ている。
午前中のフリー走行では、セットアップ及びソフト・ハードそれぞれの走行を行い、バトンは13番手、バリチェロは18番手だった。
午後2時からの予選は、気温30度、路面温度45度、快晴というコンディションで始まった。
風は依然として強く、メインストレートでは追い風が吹いている。
予選1回目の最初のアタックから、中団グループはきわめて僅差の戦いとなった。
実に6番手から17番手までが、1分37秒台にひしめく展開。
この時点でバリチェロは11番手、バトンは15番手のポジションだ。
残り2分の最後のアタック。
バトンは1回目のタイムをコンマ6秒近く縮める、1分37秒092をマーク。10番手に付けた。
一方のバリチェロも1回目のタイムをコンマ3秒近く短縮したが、わずか100分の2秒足りずに、17番手に終わった。
第2セッション。
バトンは1分36秒台に突入。まずは10番手に付けた。
そして次のアタックで、さらにコンマ1秒縮めて、10番手で最終セッションにのぞんだ。
最終セッションでは、10番手でフィニッシュ。日本GPに続く、トップ10内で予選を終了した。
Jenson Button (C)Honda Racing
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■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 13番手 1分37秒564
予選10番手 1分39秒285
「トップ10に入ることができてうれしいし、正直少し驚いている。予想以上の結果だったが、マシンからベストの性能を引き出すことができ、今日のマシンで望んでいた以上のポジションを予選で得ることができて、いい気分だ。明日の天気予報ではまたウエットでのレースになりそうだし、ポイント獲得も狙えるこの位置から、ベストを尽くしていきたい」
■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 18番手 1分37秒920
予選17番手 1分37秒251
「Q1ではいいラップを刻んでいたが、不運にもQ2に進むことができなかった。
タイム差は非常に小さく、たったコンマ数秒でQ2を逃したのが本当に残念だ。
明日の天気次第ではレースはおもしろくなるだろうし、この位置からできることをしていくだけだ」
■ジャッキー・エッケラート Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター
「午前のフリー走行では、予選に向けてさまざまなセットアップを試してみた。
風が強くなったものの、路面の状態は昨日とほぼ同じだった。
予選のラップタイムがこんなにも接近していたことは驚きだった。
ルーベンスはルノーの2台の間で努力したが、残念ながら0.02秒足りずにQ2進出を逃した。
ジェンソンは素晴らしい走りでQ3に進み、10番手につけ、われわれは彼がマシンから引き出した成果に大変満足している」
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