ブリヂストン 中国GP公式予選ニュース
Image (C)BMW Sauber F1
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2007年 F1世界選手権 中国GP 予選
ブリヂストン・ポテンザタイヤのミディアム・コンパウンドを装着したルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)が1分35秒908を記録、上海国際サーキットで開催されている中国GPのポールポジションを獲得した。
ハミルトンと2位のキミ・ライコネンのタイム差は約0.1秒。
グリッド2列目には3位のフィリペ・マッサ(フェラーリ)と4位のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)が並ぶことになった。
今日の最速ラップタイムは、キミ・ライコネンが予選第2セッションでハード・コンパウンドを装着して記録した1分35秒381。
これは、昨年の予選の最速ラップタイムを上回るものだった。
予選第2セッションではほとんどのドライバーがハードを装着していた。
昨日今日と、ライコネンは予選第3セッションを除く全セッションの最速ラップタイムを記録している。
午前中の1時間のフリー走行では、ライコネンはハードで1分36秒100を記録、2番手のタイムを記録したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)との差はわずか0.026秒だった。
このサーキットは距離も長く難しいコースだが、今日のセッションでは僅差のラップタイムが記録されていた。
午前中のフリー走行での上位19台のタイム差は2秒だった。
浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「多くのチームが明日の雨の可能性を念頭に戦った、興味深い予選セッションでした。
ラップタイムも僅差で、特に中盤のグループが接戦でした。
ミディアム・コンパウンドのタイムは、平均0.2から0.5秒速かったようです。
今日は、フロントタイヤの摩耗は大きな問題ではありませんでしたが、チームやドライバーによっては、リヤタイヤの性能低下に心配があったようです。
金曜日と比較するとコースの状態は確かに改善されましたが、明日、これ以上良くなることはないでしょう。
2種類のコンパウンドはどちらも高い性能を発揮していますので、明日のレースがもしドライになれば、フロント集団でもバラエティーに富んだ戦略が展開されるでしょう。
天気予報では台風がこちらに向かっているということですので、日本と同じようなウェットレースになるのか、今は様子を見るしかありません」
参考データ:
合計走行周回数:648周
1台あたりの平均周回数:29周
最多走行周回数:43周(ロバート・クビサ)
最速ラップタイム:1分35秒381(予選第2セッション、ライコネン)
コンパウンド: ハード/ミディアム
提供:ブリヂストン・モータースポーツ
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