2008年『新コンコルド協定』見通し立たず
2007年シーズンが終了したにもかかわらず、依然として2008年に改定される予定だった『コンコルド協定』の見通しが立っていない。
Image (C)Redbull Racing
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その要目は何と言ってもカスタマーシャシーの導入にあったが、その場合のコンストラクターズ・ポイントの扱いは不明のまま。
またウィリアムズ・チームなどはカスタマーシャシーそのものに反対する姿勢をみせていて、場合によっては訴訟も辞さない構えをみせる有り様だ。
おそらくはこうした事情もあって、2008年からの新規参戦が決まっていたプロドライブは今なおなんら進展をみせておらず、事実上参戦は白紙に戻らざるを得ない状況に追いやられている。
いまのところ、2007年のままで来年もいく様相で、その場合とりあえず今季問題となったトロ・ロッソとスーパー・アグリの参戦体制は認められることになるだろう。
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