スーパー・アグリ、来季体制決められず
母国グランプリとなる日本に戻り、いくつものスポンサー契約を発表した『スーパー・アグリ・F1』だが、その一方で来季に向けての方向がまだ決められずにいる。
鈴木 亜久里 (C)Super Aguri F1
拡大します
これまでは引き続きホンダの支援を得て、同エンジン、またカスタマーシャシーを使用するものとみられていたが、依然として今季コンコルド協定での決着がついていないこと。
また来年カスタマーシャシーを使用した場合の分配金が大きく削減される見通しになったことなどからだ。
もし自前でシャシーを開発製作する場合、巨額資金とスタッフが必要になるため大口スポンサーの獲得、ないしは共同オーナーの獲得が欠かせないとみられる。
鈴木亜久里代表は「現在の佐藤琢磨&アンソニー・デビッドソンというドライバー・ラインナップには十分満足している」と語っているものの、体制の如何によってはこれにも変化が生じかねない様相だ。
| 固定リンク