伊紙 フェラーリに酷評、「恥ずかしい」
良い時は持ち上げ、また悪い時にはこき下ろすことで定評のあるイタリア・メデイアが、早くも今シーズンのフェラーリを見限ったようだ。
2006 Italia GP Podium (C)Ferrari S.p.A
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同国の著名スポーツ紙である『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、先のイタリアGPでのフェリッペ・マッサのマシントラブルによるリタイヤを受け「ただ、恥ずかしいだけ」と論評。
「イスタンブールでの1-2勝利という結果が、ホームでぶち壊しに遭った。
この屈辱で、フェラーリのドライバーズ・チャンピオンシップはおそらくすでに終焉の時を迎えたし、またコンストラクターズ・チャンピオンシップのほうの望みはただFIAの裁定に頼るだけになってしまった」。
また『トゥットスポルト』紙は、「モンツァにおけるアロンソの完全勝利はまるで『フェラーリである』よう。
彼こそが跳ね馬チームにとって理想のドライバーなのではないか」と、皮肉な書き方で著した。
極めつけは『ラ・リパブリカ』紙。
「マッサのタイトル争いはすでに終了。
ライコネンは今回のレースでハミルトンに恥を掻かされただけ」と、こちらも手厳しい。
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