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2007/09/30

トヨタ 日本GP決勝レースニュース

F1第15戦日本GP ホームGPでのポイント獲得果たせず
雨中のレースでJ.トゥルーリが13位、R.シューマッハーはリタイア

F1第15戦日本GPの決勝レースが静岡県の富士スピードウェイで行われた。
決勝日もあいにくの悪天候となり、降り続く雨によって路面はヘビーウェットコンディション。
1976年、日本で初めてF1のレースが行われた時を彷彿とさせる難コンディションの下でのレースとなった。

午後1時30分、気温17度、路面温度22度、湿度94%のコンディションで、セーフティカーの先導によって全車スタート。
しかし、改善しないコンディションのために、セーフティカーランは40分以上に渡って続き、19周目に本格戦のスタートが切られた。
水煙で視界が遮られる中で、セーフティカーラン中の18周目にピットインを行ったヤルノ・トゥルーリは、後方から追い上げ、波乱のレースを走り抜いたが、13位に終わった。

一方、ラルフ・シューマッハーは、他車のアクシデントによる2度目のセーフティーカーラン中に予定通りのピットインを行ったが、その後、コクピット内に浸入した雨によって電子系トラブルに見舞われ、修復すべく53周目に三度目のピットイン。
数周をロスしながらも、素早い作業でコースへ戻ったが、ゴールを目前にしてタイヤのパンクに見舞われ、レースを終えることとなった。

パナソニック・トヨタ・レーシングはシーズン残り2戦となる、来週に迫った次戦中国GPへと気持ちを切り替え、上海インターナショナルサーキットへと向かう。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ヤルノ・トゥルーリ:カーナンバー12 シャシー:TF107/04
決勝:13位
グリッド:13番手
「スタートから非常に困難なレースだった。
セーフティカーの後方で走行していた時点ですら、コンディションは劣悪だった。
水煙が激しく、ストレートでは何も見えない状態だった。
最初のセーフティカーランの間に、残念ながら私はヘアピンでミスを犯してしまった。
タイヤを暖めながら、シフトダウンを行ったが、ギアを一つ多く落としてしまい、スピンを喫してしまった。
そのため、いくつかポジションを落としてしまった。
そしてその後、セーフティカーが戻り、レースが再開された後も、路面はヘビーウェットで、視界は本当に悪かった。
難しいコンディションの下で、多発するアクアプレーニング現象と低いグリップに苦しめられた。
誰にとっても厳しい午後だったと思うが、私はこの結果に失望している」

ラルフ・シューマッハー:カー・ナンバー11 シャシー:TF107/05
決勝:リタイア
グリッド:15番手
「われわれはこの週末を通じてずっと厳しい時間を過ごしてきたが、それは今日も続いた。
残念なことにレース中盤に私の無線機が動かなくなってしまい、その後も降り続いた雨によって、電子系に水が浸入したことで、予定外のピットインを余儀なくされてしまった。
クルーは修復を果たしてくれたが、その後パンクにも見舞われ、それで終わってしまった。
雨のために、楽しいレースとはいえなかった。
コースは本当に滑りやすくなっており、スタートからセーフティカーの後方で走行している間も視界がほとんどない状態であった。
常に水煙に視界をふさがれる中でのドライブは本当のチャレンジだったが、レースが進むにつれ僅かにコンディションは改善されていった。
それ以上今週末について語るべきことはない。
今は来週の中国GPで好結果を得られることを望むだけだ」

新居章年:技術コーディネーション担当ディレクター
「本当に厳しい結果であり、残念で仕方がない。
セーフティカーの下でのレーススタートという、普段と異なるレース展開の中で、ピットインのタイミング、戦略が上手く機能しなかった。
ラルフ・シューマッハーは電気系にトラブルがあったが修復し、フィニッシュまで走り切ろうとしたがタイヤがパンクし、完走目前で車を止めるしかなかった。
天候を言い訳にはしたくない。
また、富士を目指して進んできた道筋に間違いがなかったかをしっかり見直して、やってきたことが無駄にならないようにしたい。
応援頂いた皆さん、特に雨の中で応援して下さったファンの皆さんには、来年もっと強くなって帰ってきますとお約束したい。
まだシーズンは終わっていないので、残る2レースを全力で戦う」

山科忠:TMG会長 兼 チーム代表
「今日はわれわれにとって非常に厳しい一日になってしまった。
レースも終盤を迎えた時点で、ラルフ・シューマッハーの“TF107”は、コックピット内に浸入した水によってメインの電子回路に問題を抱えてしまった。
しかし、チームは上手くこの問題を修復し、ラルフ・シューマッハーは日本のファンの前で、レースを継続することができた。
しかしその後、新たに装着したタイヤがパンクに見舞われてしまった。
路面に落ちた破片などによるものだと思う。
一方、ヤルノ・トゥルーリについては、明らかに“TF107”の競争力が劣っており、何が起こったのか分析しなくてはならない。
メカニカルグリップと空力の改善にわれわれのエネルギーを集中させる必要がある。
その改善を成し遂げるために、非常にハードな努力をしなくてはならない。
われわれの“TF107”は今日のようなコンディションでは競争力が欠けていたが、今は全力で次戦中国GPへと臨んで行く。
30年振りのF1レース開催を成し遂げた富士スピードウェイを祝福したい。
ここの施設は整っており、レース運営も良かった。
残念なのは、このホームGPで望んでいた結果を得られなかったことだ」

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