EU健康委員会、フェラーリ&マルボロの関係を糾弾
ベルギーのブリュッセルに本部を置くEU(欧州連合)の健康委員会が、フェラーリ・チームと同チームのメインスポンサーであるマルボロ(フィリップモリス社)に対し、その関係を見直すよう異例の指摘を行った。
Marlboro (C)Ferrari S.p.A
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同委員会のマルコス・キプリアヌ委員長によれば、フォーミュラワンからタバコ広告を排除するこれまでの運動の結果、多くのチームでこれを実現したにもかかわらず、唯一フェラーリだけが2011年までという長期の契約を結んでいることは非難されるべきとのこと。
「フォーミュラワンはモータースポーツのシンボルであり、若者への影響は大きい。
われわれは喫煙による健康被害から世界の若者たちを守るため、フェラーリ・チームと、F1を統括するFIAに対して申し入れを行った」と、語っている。
これまでマクラーレンはウェストと、ルノーはJT(日本タバコ)と、またホンダはBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)とそれぞれタバコ会社のメインスポンサーと袂を分かっている。
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