マクラーレン、異例の『F発言』否定声明
ハンガリーGPでの騒動勃発のそもそもの発端になったとされるルイス・ハミルトンへの追求がイギリス・メディアの中にも増幅されてきているが、その象徴的なものが同選手がロン代表に語ったとされる「暴言」だ。
Ron Dennis (C)McLaren Group
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それによれば、自身の最終予選アタックが時間切れとなった直後、ハミルトンはデニス代表に『F』で始まる汚い「放送禁止用語」を使って文句を言ったという。
とても上司に対して使うような言葉ではなかったということて、デニス代表はこれに怒って装着していたヘッドフォンをディスプレーに投げつけたというものだ。
しかしマクラーレン・チームは今回「無線での交信を詳細にチェックした結果、噂されるような言葉をハミルトンが口にしたという事実はなかった」との声明を発表した。
単なる巷の噂に対してチームが公式に否定するというのは異例のことだが、これはハミルトン自身の強い要望によるものということだ。
当初アロンソに向けられていた非難の矛先は、その後母国のイギリスにおいてさえハミルトンに向けられつつあると言われる。
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