疑惑の本丸はブラウン氏? 本人は完全否定
マクラーレン・チームと二人のドライバーを窮地に陥れている『スパイ疑惑事件』の中心人物であるナイジェル・ステップニー氏が、苦し紛れか今度は前テクニカル・ディレクターであるロス・ブラウン氏の名前を挙げて、周囲の注目を集めている。
それによれば、フェラーリ・チーム内には他に数人の「反体制グループ」があり、その中心人物がブラウン氏だったと名指し。
自分はその周辺にいたに過ぎないと語った。
しかしこれについてブラウン氏は直ちに次のように反論している。
Ros Brawn (C)Ferrari S.p.A
拡大します
「これまでの素晴らしい10年の年月を経て、私の中にはいまフェラーリとイタリア文化の血が流れている。
フェラーリは私そのものであって、私の未来においても唯一の存在なんだ。
したがって私がそうした技術情報を携えて他チームに移籍するなんて、まったく根も葉もない与太話に過ぎない。
あり得ないよ」
しかしながら引退したミハエル・シューマッハの去就も絡み、ブラウン氏のフェラーリにおけるポジションは依然として明確でない。
なお、一時ホンダ・チームとの関係が取り沙汰されていた時期もあった。
| 固定リンク
最近のコメント