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2007年8月

2007/08/31

トヨタ モンツァ合同テストニュース(8/30)

F1モンツァ合同テスト3日目 降雨に見舞われ1日延長を決定
R.シューマッハーが、天候回復後43周を走破。明日もテストを継続

パナソニック・トヨタ・レーシングは、イタリアのモンツァ・サーキットで行われているF1合同テスト3日目を迎えた。
鉛色の空に覆われ、激しい雷雨の中、朝を迎えたが、降雨のためにサーキットは洗い流され、ウェットコンディションでのセッション開始となった。
チームは天候回復への期待と共に初期チェック走行を完了したが、作業効率を考慮し、早めに変更された昼食休憩の後まで、テストは見送られることとなった。

この悪コンディションにも関わらず、ラルフ・シューマッハーは43周を消化し、ブレーキと空力セットアップ作業に取り組んだ。
チームは明日、テスト予備日を活用し、4日目を行い、テストプログラムを継続することを決定した。
明日の最終日もラルフ・シューマッハーがテストを担当する。

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ルノーはモンツァ・テスト延長せず

悪天候にたたられたためほとんどのチームはモンツァ・テストの一日延長を決めているが、トップチームでは唯一ルノー・チームだけが予定通り30日(木)で今回のテストを打ち上げる意向を表明している。
Wet Test Image (C)Super Aguri F1
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その他では当初から2日間だけの参加としていたスパイカーF1も不参加。
すでにドライバーも決まっているのはフェラーリ(マッサ)、レッドブル(クルサード)、そしてBMWザウバー(クビサ)の3チーム。
他のマクラーレン、ホンダ、トヨタ、ウィリアムズ、トロ・ロッソ、そしてスーパー・アグリらはテスト延長の方向であるもののまだ誰がテストを行なうか明らかにされていない。

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ブリヂストン、タイヤ事故ハミルトンに謝罪

先のトルコGPで起きたタイヤトラブルについて、現在合同テストが行われているモンツァ・サーキットで、ブリヂストンがルイス・ハミルトンに謝罪したことがわかった。

Tyre Image (C)Redbull Racing
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これは29日(水)同モータースポーツのキース・ファン・デ・グリント/オペレーション・マネージャーがマクラーレン・チームのピットを訪れて行ったもの。
当該タイヤはレース後日本のファクトリーに持ち帰って原因究明が行われていたが、同氏によればこれは『チャンキング』と呼ばれるタイヤゴムの剥離する現象によるもので、石かあるいは縁石のエッジ等による衝撃がきっかけになったと推察されているという。

こうしたチャンキングについて、F1ではこれまでミシュランタイヤではしばしば報告されたケースがあるが、ブリヂストンのタイヤに起きたのは珍しいとみられる。
このレース、フロントロウからスタートしたハミルトンだったが、このトラブルもあり結局5位でのフィニッシュとなった。

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ホンダ、日本GPで新エアロダイナミックス投入

今シーズン、ここまでわずか1ポイントと苦戦が続くホンダ・チームだが、日本GP(9月30日決勝)には、新しいエアロダイナミックス・パッケージを投入する考えを明らかにした。

これは同チームのジャッキー・エッケラート/エンジニアリング・ディレクターが英誌に語ったもので、それによればこのアップグレードは先に同チームへ新加入を果たした空力担当のロイク・ビゴワ氏(前ウィリアムズ)とジョン・オーエン氏(前BMWザウバー)らの初仕事ということになるようだ。
F1 Data Image (C)Honda Racing
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エッケラート氏は「この改良は2008年のマシン開発にもつながるもので、非常に重要なものだ。
これによりパフォーマンスがアップされるものとわれわれは大いに期待している』と、語っている。

これまでの鈴鹿サーキットから今年トヨタ系列の富士スピードウェイへと開催場所を移した日本GPだが、ホンダが母国グランプリにみせる意欲は変わらないようだ。

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デビッドソン(スーパー・アグリ)はスタート練習

30日(木)スーパー・アグリによるモンツァ合同テスト第3日目は、アンソニー・デビッドソンの手により引き続き『SA07-05』を使って行われた。
Anthony Davidson (C)Super Aguri F1
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しかしながらこの日のモンツァは前夜からの強い雨のため、午前のセッションはただ2回のインストレーションラップをこなしたのみに留まった。

午後1時から再開されたセッションでは、幸い路面コンディションも回復していき、他チームのマシンと共に周回を重ねた。
デビッドソンは前日と同じくイタリアGPに向けたエアロダイナミックスを試すと共に、レーススタートのためのスタート・シミュレーション・プログラムを行い、この日トータル47ラップを周回、特にアタックラップを行わなかったデビッドソンのタイムは1'35.106で11台中の11番目となった。

スーパー・アグリももう1日残留してテストを継続させる予定ということだ。

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山本左近、期待の『Bスペック車』初体験

山本左近が、期待の『Bスペック車』に、出会った。
本来ならトルコGPの時点で手にしていた筈の『恋人』だが、クラッシュテストの不手際などがあり、今回やっと巡り会えたもの。

前日のスーティルの後を引き継いだモンツァ合同テスト第3日目、スパイカーF1にとっては2日目となった30日(木)のテストに期待を込めて山本左近は現れたが、しかしまず彼を歓迎したのは巨大なイタリアの雷雨だった。
山本 左近/Spyker F1 (C)Spyker F1
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「すごい一日だったね。
とにかく朝がたは猛烈な雷と強雨で、とても走れる状態じゃなかったんだ。
なんとかお昼過ぎにはコースに出られるようになったけど、1ラップでも多く周回を重ねたい時期だったから、この天候はちょっと残念だったね。
それでも与えられた条件の中では頑張ったと思っているよ」

「マシンの感触を聞かれても、イスタンブールはハイダウンフォース仕様だったし、一方のモンツァはローダウンフォースで条件が大きく違うから比較するのは難しいな。
でも新しいマシンのドライビングはかなり容易な感じがしたから素性はいいんじゃないかな」

途中ストップする場面もみられたが、この日72ラップと全11台中最多の周回を重ねた山本のベストタイムは1'26.384というもので10番手だった。
なお、スパイカーF1は残念ながらテストを延長する予定はないということだ。

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モンツァテスト3日目もアロンソ最速!(8/30)

F.Alonso/McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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30日(木)、第3日目そして最終日を迎えたモンツァ合同テストだったが、前夜からの雨がお昼頃まで残り、ドライで走れたのは午後のセッションになってからだったため、多くのチームは予定を変更してもう1日テストを延長するものとみられる。

そんな中トップタイムを記録したのはまたしてもマクラーレンのアロンソだった。
これで3日連続シルバーアローがモンツァを最速で走り抜けたことになる。
2番手には進境著しいBMWザウバーのクビサがつけて注目された。

フェラーリのマッサは4番手、さらにこの日終盤にはマシントラブルかガレージ先のピットロードでストップして嫌なムード。
スパイカーF1では山本左近が登場、初めて『Bスペック車』を走らせたが2度赤旗中断の原因となった。
またデビッドソンのスーパー・アグリは最下位タイムに留まった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 F.アロンソ ESP McLaren Mercedes 1'23.490 49 MP4-22
2 R.クビサ POL BMW Sauber 1'24.413 48 F1.07
3 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'24.453 52 RB3
4 F.マッサ BRA Ferrari 1'24.525 49 F2007
5 V.リウッツィ ITA Toro Rosso Ferrari 1'24.768 40 STR2
6 J.バトン GBR Honda 1'24.918 61 RA107
7 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'24.983 45 FW29
8 G.フィジケーラ ITA Renault 1'25.059 71 R27
9 R.シューマッハ GER Toyota 1'26.175 72 TF107
10 山本 左近 JPN Spyker Ferrari 1'26.384 72 F8-VII
11 A.デビッドソン GBR SuperAguri Honda 1'35.106 47 SA07

   * 2007 Test Time : 1'21.098 F.Massa/Ferrari 248F1 (8/31)
   * 2006 Test Time : 1'23.155 F.Alonso/McLaren Mercedes MP4-22 (8/29)
    (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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2007/08/30

トヨタ モンツァ合同テストニュース(8/29)

F1モンツァ合同テスト2日目 空力とブレーキで確かな手応え
J.トゥルーリが好感触でテストを終了。明日はR.シューマッハーがテストを担当

パナソニック・トヨタ・レーシングは、F1モンツア合同テスト2日目を迎えた。
昨日に引き続き、2日目もヤルノ・トゥルーリがテストを担当。
低ダウンフォースで戦われるイタリアGPへ向けた空力パッケージの開発を継続した。

降雨のために、チームは若干の時間を失うこととなったが、実際のところ、降雨に見舞われたのは昼食時間帯であり、この間にギアボックスのチェックも行う予定であったため、影響はなかった。
ヤルノ・トゥルーリは2日間のテストを成功裏に終え、セットアップ面で良い進歩を成し遂げた。
テストは明日も続行され、ラルフ・シューマッハーが最終日を担当する予定。

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トゥルーリも「改良シケイン」にお墨付き

初日は「試す機会」がなかったと語ったトヨタ・チームのヤルノ・トゥルーリだが、モンツァ合同テスト2日目となった29日(水)、ついに改良された第2シケインを自ら体験したことがわかった。
Jarno Trullin (C)Panasonic Toyota Racing
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このイタリア人は「今日はちゃんと第2シケインでコースアウトしたよ。
コースから外れて真っ直ぐに行っちゃったけれど、ダメージもなくそのまままたコースに復帰することができた。
想定した通りの出来映えだね。
このサーキットは全体が公園だからできることに限りがあるけれど、僕はもう何年も前からずっとこうするべきと思っていたんだ。
モンツァのような高速コースだからこそ、シケインのこうした対策は有効なんだよ」と、英『オートスポーツ』誌に語っている。

自らGPDAを通じて働き掛けたこの改修だが、初日に「試す」ことができたのはウィリアムズの中嶋一貴だけだった。

なおイタリアGPにおけるトゥルーリの成績はしかし2002年まだルノー時代の4位というのが最高のもので、その後ははかばかしくない。

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佐藤琢磨のテストはハイドロリック・トラブル

29日(水)、ジェームス・ロシターの後を受けてモンツァ合同テストに登場した『スーパー・アグリ・F1』の佐藤琢磨だったが、ハイドロリック系のトラブルにより2度に渡ってテストは災いされた。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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それでも『SA07-05』号車によりイタリアGPに向けたエアロダイナミックスのテストとタイヤ評価を行なった佐藤は、「いいテストができた」と、満足げな表情をみせていた。

佐藤はこの日トータル80ラップを周回してベストタイム1'24.976をマーク。
これはこの日走行した12台中の11番手になるものだった。

明日のテスト最終日はアンソニー・デビッドソンが行う予定になっている。

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マクラーレン、アロンソでも金 ハミルトンでも金

第2日目を迎えたモンツァ合同テストで、唯一マクラーレン・チームだけが両セッションでドライバーを変更。
午前はハミルトン、午後からはアロンソが搭乗、しかもそれぞれ異なるプログラムでテストをしたにもかかわらず、いずれのセッションにおいてもトップタイムを記録するという圧巻ぶりをみせた。
F.Alonso/McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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まずハミルトンはエアロダイナミックスの評価を行いながら、ブリヂストンタイヤの比較テストを行い、前日より0.658秒短縮したこの日のベストタイム1'23.454はもちろんこの時点でのトップタイム。

さらに午後からステアリングを担当したアロンソは、途中軽い雨に見舞われるハプニングはあったが、マシンのセットアップとメカニカルワークに傾注、エアロダイナミックスを確認してさらに速いベストタイム1'23.155を記録。
これは今回のモンツァ合同テストでの堂々通算ベストタイムとなるものとなった。

明日のテスト最終日はアロンソが担当する予定。

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フランク・ダーニー氏、トヨタ・チーム入り

昨年終盤ウィリアムズ・チームを離れたベテラン・エンジニアであるフランク・ダーニー氏(イギリス)が、このほどトヨタ・チームに加入したことがわかった。
Frank Dernir (C)Williams F1
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元々ウィリアムズのスタッフだったダーニー氏だが、その後ロータスやベネトン、アロウズ等でテクニカル・ディレクターとして活躍。
2003年にウィリアムズに戻ってからはファン・モントーヤを担当してそのタイトル争いを支えた。
モントーヤが去ってからも同チームで特別プロジェクト・エンジニアとして留まっていたが、チーム構造の変革により昨年離脱していたもの。

とりわけエアロダイナミックスのエキスパートとして知られる同氏だが、シニア・アドバイザーとして加入するトヨタではさらにシャシー・デザインについても貢献が見込まれるというものの、これまでのようにレースの現場に姿をみせる予定はないということだ。

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スパイカー、『Bスペック車』お披露目

初日の28日には顔を見せなかった『スパイカーF1』チームだが、2日目となった29日(水)、エイドリアン・スーティルの手により待望の『Bスペック車』をデビューさせた。

これは当初トルコGPで実戦投入させる予定だったものの、事前のFIAによるクラッシュテストに不合格となったことからデビューが遅れていたもの。
Adrian Sutil (C)Spyker F1
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ギヤボックス関連のトラブルに見舞われるシーンはあったが、この日スーティルはトータル76ラップを周回、ベストタイムは1'25.278とこの日の中では最下位。
それでもライバルと目されるスーパー・アグリの佐藤琢磨からは、初日にしてわずか0.302秒差と素性の良さを暗示させた。

マシンを降りたスーティルは「小さなトラブルはあったけれど、初日にこれだけ多くの周回を重ねられたことは良かった。
共通ECU(エンジン・コントロール・ユニット)はまずマシンの基本的なセットアップを進めると共に、低いダウンフォースのもとでどのような動きをするのかの確認と、タイヤによる比較を行った。
いい出だしだったと思うよ」との感想を語った。

テスト最終日となる30日は、山本左近がステアリングを握る予定になっている。

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モンツァテスト2日目もマクラーレン席巻(8/29)

F.Alonso/McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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モンツァ合同テスト2日目はスパイカーF1も登場、これで全11チームが顔を揃えた。
その中でマクラーレンだけは午前はハミルトン、そして午後からはアロンソに交代する変則スケジュールを組み、それぞれいずれもトップタイムを記録するという圧巻ぶりをみせた。

この日も午後に雨が降ったものの軽いもので、特にテストに支障となることはなかった。
赤旗中断は計3回。
まず朝がたにレッドブルのウェバーが、お昼時にはスーパー・アグリの佐藤琢磨が、そして午後2時頃にはウィリアムズのブルツがそれぞれストップしたためだ。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 F.アロンソ ESP McLaren Mercedes 1'23.155 49 MP4-22
2 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'23.454 49 MP4-22
3 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'23.725 84 F1.07
4 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'23.759 61 TF107
5 K.ライコネン FIN Ferrari 1'23.773 59 F2007
6 H.コバライネン FIN Renault 1'23.773 59 R27
7 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'24.266 101 STR2
8 A.ブルツ AUT Williams Toyota 1'24.356 70 FW29
9 C.クリエン AUT Honda 1'24.595 92 RA107
10 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'24.701 83 RB3
11 佐藤 琢磨 JPN SuperAguri Honda 1'24.976 80 SA07
12 A.スーティル GER Spyker Ferrari 1'25.278 76 F8-VII

   * 2007 Test Time : 1'21.098 F.Massa/Ferrari 248F1 (8/31)
   * 2006 Test Time : 1'24.112 L.Hamilton/McLaren Mercedes MP4-22 (8/28)
    (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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2007/08/29

ロシター(スーパー・アグリ)のテストは空力評価から

28日(火)イタリアのモンツァ・サーキットで始められた合同テストに、『スーパー・アグリ・F1』はテストドライバーであるジェームス・ロシターの手により参加した。
James Rossiter (C)Super Aguri F1
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いつもの『SA07-05』のコクピットに収まったロシターは、まず午前のセッションでは次戦イタリアGPに向けたエアロダイナミックス・パッケージの評価を行った。
続いて午後2時からの午後のセッションではマシンの基本的なセットアップを進めると共に、レーススタートのシミュレーションを繰り返し行った。
その後降り出した雨のために、テストは予定より早く切り上げられた。

ロシターはこの日トータル69ラップを周回してベストタイム1'25.548を記録。
これはこの日走行した10台中の10番目。
トップのハミルトンからは1.436秒遅れるものだった。

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トヨタ モンツァ合同テストニュース(8/28)

第13戦イタリアGPへ向けF1モンツァ合同テストに参加
初日は地元J.トゥルーリが低ダウンフォース超高速の“モンツァ”で準備開始

パナソニック・トヨタ・レーシングは、第13戦イタリアGPの準備のために、F1カレンダーの中で最速のサーキットであるモンツァ・サーキットで行われているF1合同テストに参加している。

3日間に渡るテストの初日は、地元イタリア出身のヤルノ・トゥルーリが担当。
蒸し暑く、終盤は雲が空を覆う天候の中、テストが行われ、開始直後に見舞われた若干の電気系の問題も解決し、モンツァ・サーキットで力を発揮するために極めて重要な、低ダウンフォースのパッケージにおける基盤を確立することに全力を注いだ。

アクセル全開率の高いモンツァ・サーキットでは、コースに点在する3つのシケインにおけるブレーキングの性能及び感触はドライバーにとって鍵となる要素である。
通常の空力ダウンフォースレベルを追い求めることなく、信頼できるセットアップを確立することが重要だ。効率を最適化するために車高を下げ、固めのセッティングの中で、モンツァの高い縁石を上手く乗り越えるために、妥協点を見出す必要がある。
ヤルノ・トゥルーリは低ダウンフォースパッケージの調整作業を続けるべく、明日も
テストを担当する。

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ピケ・ジュニア、2008年仕様車でテスト

28日(火)スタートしたモンツァ合同テストで、ルノー・チームはいち早く2008年を見据えた先行テストを敢行。
テストドライバーのピケ・ジュニアが2008年レギュレーションに合致させた『R27』を駆り、この日2番目に多い94ラップを周回した。
Nelson Angelo Piquet (C)Renault F1 UK
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マシン仕様の詳細は明らかでないが、搭載されたエンジンには共通ECU(エンジン・コントロール・ユニット)が装着された他、レギュレーションに基づきTRC(トラクション・コントロール・システム)やギヤボックスなども変更されているとみられる。

マシンを降りたピケは「予想されたようにマシンのコントロールにはかなり気を遣うしドライブは容易ではないけれど、でも大きく異なるというものではないよ。
路面のグリップが増すにつれてかなり速く走ることもできたしね。
たくさんの周回を重ねたことにより、チームは多くの貴重なデータを収集できたと思うよ」と、語っている。

明日のテストはコバライネンが担当する予定で、再びイタリアGPを想定した2007年仕様車で行われることになっている。

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アロンソ、「マクラーレンはスタート改善必要」

これまでスタートでジャンプアップするケースが多かったフェルナンド・アロンソだが、4番手からスタートした今回のトルコGPではフェラーリとBMWザウバー勢に取り囲まれて6番手までドロップ。
その後なんとか3番手まで挽回したものの、昨年のようなシーンはみられなかった。
Turkey GP Image (C)BMW Sauber F1
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これについてアロンソは「マクラーレンはスタートの改善が必要」と、レース後語っている。

「マクラーレンのスタートは、およそ最高のモノとは言い難いね。
シーズン当初、われわれはなんとかフェラーリには追い付いたと思ったんだけど、今は再び引き離されている。
われわれだって良くはなっていると思うけれど、さらにBMWザウバーが大きく進化しているので結果的にこうして苦戦を免れていないのが実状だよ。
シーズンの大詰めに向けて、もっとスタートの改善を図らなくては……」

かつてアロンソは、日本人エンジニアが開発したとされるルノーのランチ・コントロール・システムにより無敵のロケットスタートを誇っていた。

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ブリアトーレ氏、「アロンソ戻るなら歓迎する」

もしもフェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)がマクラーレン・チームを離脱した場合、その移籍先の有力候補として挙げられているルノー・チームでは、フラビオ・ブリアトーレ代表が「歓迎する」と、前向きな姿勢を窺わせている。

これはスペインの『マルカ』紙に語ったもので、その中でこのイタリア人は次のように語っている。
F.Alonso & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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「アロンソにはもちろん実力もあるし、また彼はたとえトルコのようなところに行ったって超・有名人、たいしたものじゃないか。
だからもしもアロンソがルノーに戻るというのなら、私は大歓迎するよ。
ただ彼にはマクラーレンとの間に厳然たる契約があるのだからね。
こればかりはいくら私にもどうにもならんよ」

ルノーでは来季ヘイキ・コバライネンの残留が見込まれる一方、すでに現テストドライバーであるピケ・ジュニアのレースドライバー昇格が確実視されていて、フィジケーラの放出はもちろんのこと、アロンソのルノー復帰には実際問題かなりの障害が避けられそうもない。

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中嶋一貴、いち早くモンツァ改修の確認済ます

28日(火)から始められたモンツァ合同テストにおける焦点の一つが、今回新たに改修が施された第2シケインのランオフエリアの状況だった。

ここはこれまで砂利によるグラベルベッドだったものをGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)からの安全面からの要望で新たにアスファルトによる舗装が施されたもの。
サーキットによれば減速が確実にできること、そしてコース復帰が容易にできるのがポイントということだ。

当初からサーキット側と共にこの改修について意見を交換したとされるトヨタのトゥルーリはしかし「まだコースアウトしてないから聞かれてもわからないよ」と、つれない回答。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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一方、この日唯一この新グラベルベッドを『体験』したのがウィリアムズのテストドライバー、中嶋一貴だった。
「コースオフしてもすぐに減速できたしコースに復帰するのも容易だった」と、期待通りの感想。
ただし「僕は改修前の路面を知らないから比較はできないけどね」と、こちらも肝心のところは煙に巻いている。

この日の中嶋一貴のタイムはトップのハミルトンから0.94秒遅れの10台中5番手というものだった。

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モンツァ合同テスト初日はハミルトン最速(8/28)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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来週行われるイタリアGPを前に、初日の28日(火)その舞台となるモンツァ・サーキットで合同テストが始められた。
当初全11チームが参加予定だったものの、『Bスペック車』をテスト予定だったスパイカーF1の姿はみられなかった。
(破産申請が出されたとの報道もあり)

トルコGPが終了したばかりにもかかわらず、テストドライバーを参加させたのはルノー(ピケ・ジュニア)、ウィリアムズ(中嶋一貴)、そしてスーパー・アグリ(ロシター)の3チームだけで、他のトップチームはいずれもレースドライバー自らステアリングを握っている。

初日まずトップタイムを記録したのはマクラーレンのハミルトンだったが、昨年のテストタイムに比べるとまだ丸3秒以上遅いもの。
セッションは午後になってから雨に見舞われたが、それまではドライ・コンディションで走れている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap Note
1 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'24.112 23 MP4-22
2 K.ライコネン FIN Ferrari 1'24.258 60 F2007
3 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'24.277 76 F1.07
4 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'24.523 61 TF107
5 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'25.052 98 FW29
6 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'25.106 63 STR2
7 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'25.427 60 RB3
8 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'25.429 94 R27
9 R.バリチェッロ BRA Honda 1'25.472 83 RA107
10 J.ロシター GBR Super Aguri Honda 1'25.548 64 SA07

   * 2006 Test Time : 1'21.098 F.Massa/Ferrari 248F1 (8/31)
    (訳注:ベストタイム及び周回数・マシン名はすべて非公式です)

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デニス氏、「プロドライブ計画進行してる」

マクラーレン・メルセデスとの提携でスタートするとみられたプロドライブ社による2008年新規F1参戦計画だが、今回のトルコGPにおいても結局何の発表も行われずに終わった。
しかしこれについてマクラーレン・チームのロン・デニス代表は、「プロドライブによるF1参戦計画は、ゆっくりだがしかし着実に前進している」ことを、英『ロイター』で示唆した。
「ただまだそれは発表する段階ではないということだ。
かりにそうであったとしても、それはわれわれがやることではないがね」
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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しかしその一方で、すでにマクラーレンとの提携話は破談、現在プロドライブはルノー・チームとの提携を密かに進めているとの憶測もささやかれ始めている。
ただし、ルノーは現在レッドブル・レーシングへエンジン供給していることから、実現させるにはこちらとの関係も再構築する必要がありそうだ。
(来季3チーム以上へのエンジン供給は認められていない)

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2007/08/28

今日からモンツァ合同テスト

トルコGP前は夏休みということで一切公式テストが行われなかったF1だが、解禁された今週はさっそくモンツァ・サーキットで今日28日(火)から合同テストが行われる。

テストは30日(木)まで3日間の予定で、いまのところ全11チームすべてが参加予定。
タイムスケジュールは午前のセッションが9時から12時半までの3時間半。
午後のセッションは午後2時から6時までのそれぞれ4時間となっている。

また入場料は大人一人・20ユーロ(約3,160円)で、すべてのスタンドで観戦OK。
11歳以下の子供と駐車料金はすべて無料となっている。

Monza Image (C)Panasonic Toyota Racing
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哲学者ハミルトン、「ついてなかっただけ」

トルコGP決勝レース中、チャンピオンシップをリードするルイス・ハミルトン(22歳:イギリス)を襲ったタイヤトラブルについて、ロン・デニス代表が「タイトル争いで大きな損失」と声高に話す一方で、当のハミルトンは「ついてなかっただけ」と、この若者はまるで年長者のような冷静さを保っている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「タイヤトラブルに見舞われたのは残念なことだったけれど、ピットまで戻れたのはラッキーだった。
チームのみんなは一生懸命やってくれているのだし、僕が少々ついてなかっただけさ。
まだチャンピオンシップは5ポイントリードしているのだし、最悪というほどでもないよ」

また初の黒人系F1ドライバーとされるハミルトンは、父親のアンソニー氏と共にイギリスの『活躍する黒人番付』で8位にランクされているということだ。

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マクラーレン代表、タイヤ事故『製品トラブル』

トルコGP後のマクラーレン・チームの公式リリースでは、レース中ハミルトンのマシンを襲ったタイヤトラブルの原因はまだ不明とされているが、同チームのロン・デニス代表はドイツのテレビで「タイヤそのものの欠陥」と、決め付ける発言を行った。

「ハミルトンに起きたタイヤトラブルは製品自体に欠陥があったものだろう。
フォーミュラワンにとってこれは重大な問題だが、しかし現実にはしばしばこういうことは起こり得るものなのだ。
結局、不完全なタイヤだったということだよ」

レース中ほとんどの周回を3位で走行していたハミルトンだが、このトラブルにより最終的に5位でフィニッシュ。
もし今季タイトル獲得を逃がすようなことがあれば、このレースはおそらく象徴的なものになるだろう。
なお、タイヤを供給するブリヂストン・モータースポーツでは、事故原因について「現在究明中である」としている。

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ルノー、2008年仕様ECUでテストへ

2008年シーズンから、各F1チームはすべてFIAから供給される『共通ECU』(エンジン・コントロール・ユニット)を使用することになっているが、ルノー・チームは今週今日から行われるモンツァ合同テストでいち早くこれをテストする方向だ。
Renault『RS26』V8 Engine (C)Renault F1 UK
拡大します
これは『マイクロソフトMES社』(McLaren Electronic Systems)が落札したものだが、これが名前の通りマクラーレン系の技術であることが判明している。
すでにフェラーリがこのECUをテストしたとされるが、しかし現代の最新技術からはかなり低レベルであったと酷評されたとも言われている。

モンツァ合同テストではテストドライバーのネルソン・アンジェロ・ピケがこれを試す予定だが、果たしてその結果がどのようなものになるか注目される。

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「フェラーリ勢、追い付かない」と、ロズベルグ氏

トルコGPでみごとな1-2勝利を飾ってライバル・マクラーレンとのギャップを縮めたフェラーリ勢だが、ケケ・ロズベルグ氏(58歳:フィンランド)はそれでも「マクラーレンには追い付けない」と、悲観的な見方を示した。
K.Rosberg/1983 Monaco GP (C)Williams F1
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