マクラーレン、FIAの控訴決定に「失望」
FIAは、マクラーレン・チームに対する『スパイ疑惑事件』裁定について、これを国際控訴院へ控訴することを決めたが、これに早速マクラーレン・チームが次のようなコメントを明らかにしている。
McLaren Team Pit Gantry (C)McLaren Group
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「今回の問題について、先のWMSC(世界モータースポーツ評議会)において全会一致で結論が下されたにもかかわらずFIAは、フェラーリとそしてイタリア連盟によるメディアに対する明らかな誤った『ミスリード』により国際控訴審に控訴するということを決めた。
これまで明らかにされたように、マクラーレン・チームはフェラーリとマクラーレンとの従業員について行われた不法な書類所持による一切の不当な利益も得ていない。
したがって今回の結論についてわれわれはたいへん失望しているといわざるを得ない。
しかし時間を掛けた結果、国際控訴審が再びマクラーレン・チームを免責とすることを確信している」
いったんは無罪安泰となった筈のマクラーレン・チームと二人のドライバーだが、これにより再び不安定なムシロに座らせられることになりそうだ。
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