FIA、『スパイ疑惑事件』国際控訴院に
FIAのマックス・モズレー会長は、先にWMSC(世界モータースポーツ評議会)でマクラーレン・チームに無罪裁定が下された『スパイ疑惑事件』について、これを国際控訴院へ控訴する方針であることを明らかにした。
FIAのスポークスマンは8月末にパリで聴聞が開始される見通しを示している。
Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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この問題については先のWMSCの裁定で「マクラーレンがフェラーリの機密書類を所持し、国際スポーツ法典第151c条に違反している」と認めながらも、「その情報がF1を不正に妨げる形で使用されたという十分な証拠がない」として、ペナルティーは科さないという判決を下している。
しかしその後、イタリアの自動車連盟の会長から異論表明の手紙が届くなど周辺から不満がくすぶっていたもの。
なおこれを受け、フェラーリ・チームでは早速これを歓迎するとのコメントを発表している。
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