WGPのインディアナポリス、F1とは逆回りに
2008年からの2輪WGP(ワールド・グランプリ)開催を発表したIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)では、同時にこれに使用される新しいインフィールド・コースの概要を明らかにした。
IMS WGP Image (C)Indianapolis Motor Speedway
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それによれば2輪用のコースは基本的にはF1のものを踏襲しながらも、かねて噂されていたように反時計回りに周回するというもの。
(F1は時計回りだが、元々インディ500レースは反時計回り)
そしてもう一つの大きな特徴は、IMSのようなオーバルコースの名物であるバンク部分を2輪では極力使用しないというものだ。
これらはモトGP側からの要望とみられるが、これについて同組織のカーメロ・エスペレッタCEOは、「モトGPファンには最高に楽しめるコース・レイアウトになったと自負している。
アメリカは間違いなく2輪車にとって大きなマーケットであり、2年前からのラグナセカに加え、アメリカで2つ目のWGPが開催できることは大いなる喜びだ」と、語っている。
また元世界チャンピオンのケニー・ロバーツ氏も「私はモトGP安全委員会のメンバーでもあるが、このサーキットならまったく不満はない。
かなりの高速コースになるし、オーバーテイク・ポイントも見込まれる。
必ずや最高にエキサイティングなレースが繰り広げられることだろう」と、称賛している。
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