クルサード、古巣マクラーレンを擁護
FIAからの召喚が決まるなど、フェラーリから端を発した『スパイ疑惑事件』が飛び火した形のマクラーレン・チームだが、かつて9年間の長きに渡ってこの名門チームに在籍したベテランのデビッド・クルサード(36歳:イギリス)が、英『ITV』でこれを擁護する発言を行っている。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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「いまマクラーレンにはずいぶんな嫌疑が掛けられているけれど、僕はかのチームを良く知る一人として絶対にそんなことはしていないと断言できるね。
彼らはとてもクレバーで、そして高いモラルを持った集団なんだ。
そんな、他チームからの図面を流用するなんてお粗末なことは決してする訳がないよ。
でも今回の問題でF1に与えた悪いイメージは間違いなく想像を超えたひどいものになってしまった。
FIAはこれを完全に調べてクリアにし、そして受けてしまったダメージを時間を掛けて回復していかなければならないよ」
現在現役最年長のドライバーとして、F1を憂える気持ちは他人より数倍高いようだ。
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