食い違うコフラン氏とマクラーレンの見解
フェラーリ・チームから端を発した『スパイ疑惑事件』は、マクラーレンのスタッフもこれに関与したのか、そしてマシンに影響があったかどうかに焦点が移っているが、これについて被疑者である前チーフ・デザイナーのマイク・コフラン氏(47歳:イギリス)とマクラーレン・チーム側との言い分が対立している。
McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームは「フェラーリの機密書類を所持していたのはコフランだけで、他のチーム・スタッフはいっさいこれを見ていない」と、断言。
もちろんマクラーレンのマシンに何らの影響も及ぼしていなかったことを強調している。
一方、当のコフラン氏は「チームのマネージング・ディレクターであるジョナサン・ニールにも見せたし、他のスタッフにも見せた」と、主張。
ただし、スタッフからは「直ちに処分するよう進言された」とも語っている。
世界モータースポーツ評議会が開かれる26日、その真相にFIAのメスが入る。
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